JENSEN ジェンセン A12 12インチスピーカー 魅惑のフィールド型です! 高圧・蝶ダンパー! ウエスタンラボ製FC電源付き! 極美品! の出品でございます。
アメリカを代表するスピーカーブランドであるジェンセンの2WAY型の同軸スピーカーです。
創業は1927年と大変に歴史も長く、軍用やラジオ向けのスピーカーを製造を手がけたメーカーですね。
1940年代に入るとフェンダーのギターアンプに採用されたことを機に、アメリカの多くのギターアンプにはこぞって採用されました。
加えて、ジュークボックスでもお馴染みのワーリッツアー社やロッコーラ社の製品にもJENSENが採用されてましたね。
また、ウエスタン・エレクトリック社にもOEM供給するなどの実績もあるこ事ら往年のビンテージファンにはたまらない逸品かと思います。
無論、コンシューマー用としてはインペリアルシリーズに代表される超弩級モデルも手がけていた歴史からも一流のオーディオメーカーである事は言うまでもありません。
1960年代には一旦倒産のしたものの、90年代にはイタリアのSICA社によってブランド復活するなど、注目のメーカーです!
今回出品するお品はそんな同社の手がけたフィールド型スピーカーの最高傑作です!
1940年代にリリースされた30cm口径のトーキー用のお品であり、比較的小規模なホールにて導入された物でした。
この頃は、戦後の影響による資源不足も相まって高品位な永久磁石の供給もままならない事から、フィールド(電磁石)を用いた構造となっております。
しかしながら、その凄まじいパフォーマンスは現代のパーマネント型(永久磁石)では実現できないレベルに達しており、いわば「怪我の功名」的なものであったと思います。
実際に聴いて見ると実にパワフルかつスピード感があり、とにかく音圧の高さには圧倒されます!
本場WEサウンドにも負けない豊かさとリアリティあるサウンドに満足されることでしょう。
音楽もJAZZやクラシックなども実に躍動感溢れるサウンドで楽しませてくれますね。
エンクロージャーはガッチリとしたものではなく、米松合板の軽く響きの良いもので組み合わせることで、より豊かなサウンドになります。
フィールド電圧は高圧タイプですので、低圧タイプと比べても厚みのあるサウンドが特徴です。
コーン紙はフィックスドタイプであり、ダンパーは蝶ダンパー(ベーク製)タイプとなります。
かなり上級者向けのお品であり、WEファンの方からより上のサウンドを目指すマニアの方必見です!
コンディションにおきましては、金属フレーム部にサビは見られますが、肝心のコーン紙は大変に綺麗な状態かと思います。
片方のみ一箇所だけ数cm程度の亀裂がございますが、裏面に補修がございますので広がることは無いでしょう。
無論、音出しに差し支えはありません。
詳細は7枚目の画像にてご参照ください。
無論、音出しも良好であり、それ以外の傷みはありません。
ベークライト製の蝶ダンパーも良好です!
左右で作りや音質にも差異は感じられず素晴らしいペアリングです!
フィールド電源はウエスタン・ラボ製のものであり、安定性と安心感の高いダイオード式です!
電圧はスイッチの切り替えで235V~300Vまでを変更できるスグレモノであり、お好みに合わせて音質変化がお楽しみ頂けます!
今回のユニットの相性や音質面でも良さそうです。
この機会にどうぞ!