SEA TO SUMMIT シートゥーサミット QUAGMIRE EVENT GAITERS クアグマイアゲイター ST82620 ブラック Lサイズ
新品未使用品です。
◆ ユーザーレビュー
・耐水圧は32,009mmを記録し、防水性が非常に高い
・面ファスナーのみで簡単に着脱できる
・本体の生地が頑丈で、スノーギアが当たりやすい内側に補強が施されている
●Sea to Summit クアグマイアゲイターは、冬山を登るすべての人におすすめ。比較で使用したLサイズは全長が42cmもあり、雪が深い場所でもしっかり侵入を防げました。比較したなかにはゴムでふくらはぎに固定するタイプがあったのに対し、ベルトでしっかり固定できるのもメリット。ずり落ちにくいので雪が入りにくく、霜焼けや凍傷のリスクを減らせます。
着脱もスピーディ。前側で開閉かつ面ファスナーのみで固定するタイプなので、ファスナーをかみ合わせる必要がありません。靴紐に引っ掛けるフックにタブがついているのもうれしいポイント。グローブをつけたまま着脱しやすい構造なので、体や指先の冷えを防げるでしょう。
生地に補強が施されており、アイゼンやスノーシューが当たっても破れにくいと感じました。また、補強のない場所にキリを刺しても、なかなか穴が空かなかった点も魅力。縫製もとても丁寧で、全体的に堅牢なつくりでした。雪山だけでなく、枝などをかき分けて進む険しいルートでも頼れそうです。
口コミどおり、防水性も高評価。外部機関で耐水圧を測定すると32009mmもあり、高評価の基準とした20000mmを大きく上回りました。嵐でも浸水しないほどの防水性なので、長時間雪山を歩いても足が濡れにくいですよ。靴底に引っ掛けるベルトの硬さを指摘する声もありましたが、一度長さを決めれば触る機会は少ないので問題ないでしょう。
なお、生地にハリ感があってやや重たいため、天候によって外したり足元の軽快さが重視されたりする夏山では使いにくい印象。1年中山に登る人は、夏山用のゲイターも1つ用意しておきましょう。本商品は総じて使い勝手のよい冬用ゲイターといえるので、ぜひ購入してみてくださいね。
●ゲイターとは、足元が悪いときの登山を快適にできるアイテムのこと。ふくらはぎ~足首をすっぽり覆うように装着し、雪・雨・小石などが靴の中に入るのを防ぎます。
オーストラリアのアウトドアブランド、Sea to Summit(シートゥーサミット)が開発したクアグマイアゲイターは、厳冬期を想定した登山用ゲイター。上部の素材は耐久性と通気性に優れた防水透湿素材「eVent」・下部は1000Dナイロンです。
シューレースにかけるフックは耐食性に優れた316ステンレス製。傷みやすいボトムストラップ取り外し・交換可能で、随所に耐久性へのこだわりが感じられます。
●冬山での使いやすさは比較したなかでトップレベル。検証で使用したLサイズは高さが42cmもありました。さらに、ふくらはぎに隙間ができないようベルトで固定できるため、雪が深い場所でも侵入を許しません。
なお、比較したなかにはふくらはぎにゴムで固定するものがありましたが、歩いてるうちにズレやすく感じました。しっかり雪をガードして霜焼けや凍傷を防ぎたいなら、ベルトやバックルなどで固定できるものがおすすめです。
●面ファスナーで着脱できるのもメリット。ゲイターが凍ったりグローブをつけたりしていても楽に着脱できました。シューレースにかけるフックにタブがついている点も、グローブ装着時に扱いやすく感じたポイントです。
実際に1月の谷川岳西黒尾根でテストした結果、深雪のラッセル(雪をかき分けて進むこと)をしているときも快適でした。冬用のゲイターを探している人は、ぜひ検討してみてください。
●耐久性も期待大。生地の内側に補強があり、アイゼンやスノーシューといったスノーギアが当たっても破れにくい構造です。
さらに、生地の補強のない部分にキリを押しつけて穴を開けてみると、突き刺し強度が6.12Nもありました。比較した商品の平均突き刺し強度は4.12N(※執筆時点)だったことを思うと、簡単には穴が空かないといえます。
どの箇所の縫製も非常にきれいで、ベルトの縫い付け部にはしっかり補強が施されていました。靴の裏に引っ掛けるボトムストラップも、シリコンのような素材で厚みがあります。隙のない堅牢なつくりなので壊れにくく、長く愛用できるでしょう。
●防水性も高評価です。外部機関での耐水圧を測定すると、嵐のなかでも浸水しないといえる32009mmを記録。高評価の基準とした20000mmを遥かに上回っており、「防水性が高い」との口コミどおりだとわかりました。
開閉部分が面ファスナーでカバーされているため、水が染み込みにくいのもポイント。これなら、深雪のなかを長時間歩いても足元が濡れにくいでしょう。
●前側を開閉する仕様なので、着脱の手間もかかりません。比較したなかにはファスナーがつきのものがありましたが、本商品は面ファスナーだけで固定するタイプ。ファスナーをかみ合わせる手間がないため、グローブをつけている冬場に適していますよ。
雪山でゲイターの着脱に戸惑っていると、体や指先が冷えて凍傷のリスクが高まります。安全に登山を楽しむためにも、着脱工程が少ないもの・グローブを外さずに着脱できるものを選びましょう。
歩行中にズレにくいのもクアグマイアゲイターの大きなメリット。全長が長いことでふくらはぎの太い部分にフィットし、下がってきにくいといえます。ボトムストラップはベルトのようにギュッと締められ、緩みにくい印象を受けました。
●本商品は冬山向けに作られているので、夏山では使いにくいかもしれません。生地にハリ感とゴワつきがあり、脚の動きに追従しにくいのが難点。軽快に歩きたい夏山では歩きにくく感じる可能性があります。
生地の重さも気になりました。比較で使用したLサイズの重さは約339gで、決して軽いとはいえません。天候やルートによってつけたり外したりする夏山では少々荷物になりそうです。
また、冬場はスノーギアの影響でさほど重みを感じませんが、靴が軽くなる夏山では「足元が重くなった」感じる人もいるでしょう。とはいえ、湿気を逃がしやすい素材が使われているので、長時間枝やササをかき分けて進むルートであれば候補になります。
なお、比較したなかには軽量で涼しいショートタイプもありました。1年中快適に山歩きを楽しむために、夏山用は別に購入しておくとよいですよ。
片岡優
■メーカー説明文引用
アッパーに耐久性と通気性に優れた防水透湿素材・eVentを採用。
草の生い茂ったトレースやぬかるみでもクアグマイアの50mmベルクロフロントオープニングが脚をしっかりと保護します。
インステップには擦れから保護するスカッフパッドを装備。
・アッパー素材は耐久性と通気性に優れるeVentファブリック
・フロントオープンの面ファスナーは脚によくフィットし、脛の保護にもなります
・ブーツ部分の素材は1000Dコーデュラ製で内張付
・傷みやすいボトムストラップは取り外し/交換可能
・シューレースへのフックは耐食性に優れる316ステンレス製
・環境負荷の少ないPFCフリーのC0 DWR撥水加工を採用
■重量
[S]:300g
[M]:325g
[L]:345g
[XL]:360g
■素材
・上部:eVentファブリック
・下部:1000Dナイロン
■サイズ
・ゲイターの高さ:S=38cm、M=39.5cm、L=42cm、XL=44.5cm
・上部の周囲長:S=37cm、M=38cm、L=40.5cm、XL=42cm
■対応シューズサイズ
[S]:37-40
[M]:39-42
[L]:41-45
[XL]:43-47
特徴
アッパーに耐久性と通気性に優れた防水透湿素材・eVent(R)を採用。
草の生い茂ったトレースやぬかるみでもクアグマイアの50mmベルクロフロントオープニングが脚をしっかりと保護します。
インステップには擦れから保護するスカッフパッドを装備。
2022年モデルは表面の撥水処理がPFCフリーのDWRになりました。
仕様
アッパー素材は耐久性と通気性に優れるeVent(R)ファブリック
フロントオープンの面ファスナーは脚によくフィットし、脛の保護にもなります
ブーツ部分の素材は1000Dコーデュラ(R)製で内張付
傷みやすいボトムストラップは取り外し/交換可能
シューレースへのフックは耐食性に優れる316ステンレス製
環境負荷の少ないPFCフリーのC0 DWR撥水加工を採用
●品番:ST82620
●素材:上部:eVent(R)ファブリック、下部:1000Dナイロン
●重量:345g
●サイズ:
ゲイターの高さ:42cm
上部の周囲長:40.5cm
●対応シューズサイズ:41-45