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【ピン
を交換するメリットは?】
①ある程度の『ヨレ』を修正する事ができます。【画像1:After】
②『ヨレ』の進行を防ぐ事ができます。
③ピンの破断による『ブレス切れ』を予防する事ができます。
●16233の場合、発売から35〜20年が経過していますので【画像1:Before】の状態で通常1.2mmのピンが半分程に摩耗【画像2】しており、これ以上の摩耗はブレス切れの危険性が非常に高くなります。
もしブレスが切れた場合には、コマの紛失や落下により時計本体の外装(風防・ベゼル・ケース)やムーブメントにも多大なダメージを負うことになります。(修理となるとブレス・外装交換+オーバーホール等で高額出費となります)
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【作業順序】
◎落札後にブレスのみをお送りください。※送料はご負担ください。
(バネ棒、フラッシュフィットは外して下さい。クラスプは付けたままで構いません)
※バネ棒・フラッシュフィットが外せない等の理由で時計本体も一緒に送る場合は、品名を『
機械部品』として下さい。
輸送事故を防ぐ意味でも
絶対に『ロレックス』や『時計』とは記入しないで下さい。
◎作業内容
①ブレスを超音波洗浄し全体の汚れを落とします。
②コマを分解し全ての
ピン交換を行い
ます。
※【オーバーホール】との違いは、ピン交換後の『隙間調整』と、分解したコマの『手作業による研磨』です。
※『隙間調整』を行いませんので、コマの摩耗によってはヨレが残る場合があります。
●【画像1】は、1995年に購入し約30年使用した16233を【オーバーホール】したBefore -After です。
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【確認事項】
◎【ピン交換】をご依頼頂くにあたり、
以下の3項目を確認・ご了解の上で落札して下さい。
① 仕上がりの保証
どの程度まで『ヨレ』を修正
できるかは、
コマの
摩耗に
よって個体差が生じます。
【画像1】のafterはあくまで目安であり、保証するものではありません。
②コマの摩耗によるネジレ
ピン交換を行った際に、 摩耗によるコマの歪みの為にブレスに僅かなネジレが発生する事があります。
可能な限り修正させていただきますが、微かにネジレが残る場合があります。
(装着した状態では気が付かない程度です)
③ピンの破断
ブレスを分解した際に錆による腐食でピンが破断
【画像9:お預かりした
16013のブレス】
する事があります。(皮脂や塩分でピンに錆が発生します)
この場合、残ったピンが短いと工具が掛からない為にピンを抜く事ができません。
◎ピンの破断が発生した場合の対応(何れかをお選び下さい)
●作業を中止しブレスを返却する
(破断したピンの修復は出来ませんので、分解したままの状態で返却となります)
※『お取引き中止』となり代金は返金させて頂きます。(ご依頼品の返送は着払いとなります)
●お客様でコマをご用意頂き作業を進める。
●当方で準備したコマで交換し作業を進める。(別途コマの費用がかかります)
※交換用のコマは、ロレックス純正品の入手が難しい為にジェネリック品となる事があります。
●破断したピンを精密ドリルで除去して作業を進める。(別途加工費用がかかります)
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◎経年によってコマの摩耗は避けられない為にピン交換後も新品同様とまではいきませんが、これからも永く愛用したい方や、特に時計本体のオーバーホール前には是非お勧めの作業です。
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【作業終了後の発送方法】
下記の発送方法からお選び下さい。
●ゆうパケットポストmini
●宅急便コンパクト(EAZY)
●宅急便(
EAZY)
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不明点はご質問ください。